2017年1月23日月曜日

1月の寒い日に、彼を偲ぶ。

みなさま。。。お寒うございますが、お元気でいらっしゃいますか?
 
気づけば3か月ぶりの投稿、筆不精でスミマセン(涙)
 

10月のライヴレポート以降、あれこれと演奏させていただいていますが
それぞれにレポートするまもなく、次の準備、という流れになってしまっていて。。。
 
今年はちゃんとやろう!!と、気持ちも新たにパソコンに向かっております。
 
そんな2017年最初の記事は、ちょっと珍しいメンバーでのライヴ告知から。
 
今月28日(土)に芦屋の「花鏡園」というお花屋さんの2階にて開催予定の
「スリーラビリンス」のライヴ♪
メンバーは、東京在住の金属弦ハープを演奏される坂上さん、
アコーディオンの藤沢さん、そしてワタシのtrio編成です☆
 
実は、このユニット、今年発売予定のCELTSITTOLKEに数曲収録予定となっていて、
その楽曲お披露目も兼ねてのライヴという流れで企画されたのです。
まだ去年の暖かいころかな。。。
坂上さんからお声掛けいただき、ご一緒させていただくこととなりました。
この時点では、まだアコーディオンで誰が参加されるかは検討中ということでした。
そこから数週間後、藤沢さんの参加が決まったというお知らせをいただきました。
藤沢さんは大好きな「鞴座」のメンバーであり、その他多くのユニットもこなされる方♪
そんなステキなメンバーとご一緒させていただくことになったのも、これも縁なのかな。
と、とても嬉しく背筋がしゃんとする思いで、これは頑張んなきゃ!って思いました☆


年もあけ、いよいよ迫ってきたライヴの詳細を坂上さんとやり取りしていたそんな矢先、信じられない、信じたくないニュースを知ってしまいました。
「鞴座」はじめこれまたたくさんのユニットで演奏活動をされている岡部さんの急逝。
岡部さんとワタシとは実はそんなに接点も多くなく、演奏をご一緒したことは多分セッションくらいな間柄なのですが、ワタシにとってはそれはそれは大きな人で。。。
と、いうのもワタシがこのように演奏活動をするきっかけとなる音楽を聴かせてくれた、で、以来ずっと目標にしていた方々のひとりだったので。
でも、きっと岡部さんはそんなこと、ご存知なかったかもしれません。
そして、そのことを伝える前に居なくなってしまった。。。
その事実を知った日は一日、混乱したまま過ごしました。
たちの悪い冗談だと思いたい。。。でも、そんなことを冗談で書くような人ではないはずだし。。。
自分の中の大事な部分がごっそり抜けおちたような、なんとも言えない嫌な感じ。。。

混乱したまま数日が過ぎ、もっと近くで一緒に音楽をされていた方々が必死に彼の死を受け入れてさらに先に進もうとしている記事や書き込みをされているのを拝見して「こんな立場のワタシがへたっててどうするのん!??」と、強烈に背中を押された気持ちになりました。
岡部さん、ありがとうございます!ご冥福をお祈りするとともに、鞴座をはじめ岡部さんと一緒に活動をされていたみなさまが少しでも早く、また素敵な音色を奏でてくださることを心よりお祈りしています。
 
そのニュースを知って初めての舞台が「鞴座」藤沢さんとご一緒させていただくこのライヴ。
「縁」を感じずにはいられません。
 

改めて、このライヴ&CD収録、丁寧に大切に取り組みたいと思います。
 
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします♪